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投稿日時:

最終更新日: 2019.03.2

知っていると鼻タカな麦わら帽子の正しい手入れ法

日差しから肌を守ってくれる「麦わら帽子」。ファッション性の高いものや実用性に優れたものなど、いろいろな種類を持っているという人も多いのではないでしょうか。しかし、シーズンが終わった後の麦わら帽子の正しいお手入れをしている人は意外に少ないのです。汗や皮脂で汚れやすい麦わら帽子。きれいにお手入れしていつもきれいで清潔なものを使いたいですよね。そこで今回は、麦わら帽子のお手入れ方法について詳しくご紹介します。

知っていると鼻タカな麦わら帽子の正しい手入れ法

洗う前に素材をチェック

麦わら帽子 手入れ
麦わら帽子の素材は本来はその名の通り「麦のわら」で出来ていましたが、現代では様々な素材から作られています。

代表的なものに「ラフィア」「アバカ」「シゾール」「ラミー」「バオ」などがあります。
「ラフィア」はアフリカ・マダガスカルを産地としたもので、「ラフィアハット」呼ばれており、その柔らかでエレガントな素材感から人気が高まり、型崩れしにくい麦わら帽子として多くの人から愛されています。柔軟性に優れ、耐久性もあるので、お手入れもらくらくです。

「アバカ」はフィリピン産の素材で、バナナによく似た「多年草」という草の幹から天然繊維を採取したもので、マニラ麻とも呼ばれている素材で、軽くて丈夫であることや上品な艶があることが特徴です。アバカ以外にも丈夫な素材としては、「バオ」があり、ココヤシが原料となっているもので、丈夫で硬い素材なのが特徴です。

陥りやすい麦わら帽子の誤った手入れ方法

麦わら帽子 手入れ
暑い夏に大活躍してくれる麦わら帽子。外出時には必ずかぶるという人も多いことでしょう。価格もさほど効果ではないので、毎年新調しているという人もいるのではないでしょうか。

しかし、お気に入りの麦わら帽子は、いつまでも大切に長く使い続けたいものですよね。天然素材はとてもデリケート。毎回使い終わった後のお手入れを忘れずに行いましょう。

水洗いや水吹きはしてはダメ

いくら耐久性に優れているタイプの麦わら帽子だからといって、水洗いは厳禁です。天然素材を利用した麦わら帽子は、水分に弱いという欠点があります。型崩れや色落ちなどの原因となってしまうので絶対にやめましょう。

もちろん水吹きもNG。匂いを軽減するためのスプレー消臭剤は変色や色落ちの原因になってしまうかもしれません。使った後は必ず陰干しすることがポイントです。また、湿気もできるだけ避けたいもの。雨の日はかぶるのをやめ、保管場所は湿気の少ない日陰に型崩れしないようにしておきましょう。

麦わら帽子の正しい手入れ方法

麦わら帽子 手入れ
まずは乾いた布2枚と麦わら帽子を用意しておきましょう。麦わら帽子の表面全体を軽くからぶきします。
次に、麦わら帽子を乾いた布ではさみます。片手で内側を押さえながら、ポンポンと軽く表面を叩いて汚れを落としていきましょう。内側に布を添えておくことで、他のスキマに汚れやホコリが飛び散ってしまうのを防いでくれる効果があります。
次に内側からも同様にポンポンと軽く叩き、汚れを外側へ払い落としていきましょう。これで帽子全体についた汚れや誇りを落とすことができます。

タオルにぬるま湯

帽子で一番汚れやすいのは帽子の内側です。汗や皮脂だけでなく、ファンデーションや日焼け止めなどのメイク汚れもついていることが多いので、しっかり落としておきましょう。

帽子の内側には、「すべり」という、帽子のかぶり口部分に縫い付けられている布があります。実はこの「すべり」がもっとも肌に密着する部分なので、しっかりと汚れを落とす必要があります。この部分は濡れても大丈夫。手洗い用洗剤をしみこませたタオルを固く絞って、汚れが気になる部分を良く叩きます。裏側に水分が飛ばないよう、布を当てた上体で行いましょう。ある程度汚れが取れてきたら、ぬるま湯に浸して固く絞ったタオルで再度叩いて洗剤を落とします。十分に洗剤が落としきるまで丁寧に叩くのがコツです。

もし、なかなか取れない頑固な汚れがついてしまった場合は、歯ブラシに洗剤をつけて擦ってみましょう。ただしこれも「すべり」の部分のみ。ここをきれいにするだけでかなり気持ちよくさっぱりとした使用感になります。

しっかりと乾かす

お手入れが終わった麦わら帽子は、除菌スプレーや消臭スプレーを軽く全体に吹きかけ、風通しの良い場所で陰干ししておきましょう。乾かすときは必ず平置きの状態で、型崩れしないようにするのがポイント。風で飛んでしまわないよう、注意する必要がありますが、洗濯ばさみなどはあとがついてしまうので、絶対にやめましょう。また、帽子がよれてしまわないように、布にくるんだ新聞紙などを帽子の内側につめておくのも良いでしょう。

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