ダイビング初心者の後悔しない器材選び&購入時期

ダイビング・シュノーケリング

 

投稿日時:

最終更新日: 2018.07.8

ダイビング初心者の後悔しない器材選び&購入時期

体験ダイビングに魅了され、ライセンスを取得し、本格的にダイビングを始めようとする人が最初に頭を悩ませるのが器材選びです。ダイビングの道具は決して安くないので買うべきかレンタルすべきか、買うにしても何を買えばよいのか。実際に渡しの経験談を元に失敗しないダイビングの器材選びを紹介します。

目次

ダイビングの器材を購入するタイミング

ダイビングの器材を購入するタイミング
ダイビングの器材を購入するタイミングは人それぞれです。ただ、決して安価なものではないため、自身のダイビングスタイルがまだ定まらない時期に一気に購入することはお勧めしません。

私の場合、周りに先輩ダイバーがたくさんいたこと、信頼できるショップと出逢えたことで多少の「しまった…」はあるものの、基本的には納得のいく器材選びと購入ができました。

その経験をダイバー仲間から聞いた苦い体験談と併せてご紹介します。
フィンの画像
体験ダイビングの経験があって、本格的な趣味としてライセンスを取るという方は、ライセンス講習の段階で軽器材と言われるマスク・シュノーケル・フィンくらいは購入しても良いのかもしれませんが、私にはその勇気はありませんでした。

その理由は、単純に“何が良いかよくわからないから”です。ただ、器材は同じものを使用したほうが早く上達する、ウェットスーツも自分の身体にフィットするものが当然ながらストレスがない、とも聞いていたので、ライセンスを取得したらまずはウェットスーツと軽器材を購入しようと決めていました。

ライセンス取得と器材購入

ダイビング
私はライセンス講習を、いわゆる<都市型>と言われるショップでお願いしました。

友人の先輩ダイバーからは、「都市型のショップだとライセンスの取得と同時に器材をやたらと勧められるかもしれないけど、絶対に勢いで購入しちゃダメだよ。」と聞かされていたので、内心ドキドキしていましたが、そのショップでは器材購入を一切勧められることはなく、ある意味拍子抜けするほどでした。

軽器材の購入

どのみちすぐに軽器材を購入するんだから、とこちらからショップのオーナーにお勧めはありますか?と聞いてみると、マスクはブラックシリコンだと逆パンダのような日焼けをすることがあるからクリアなものが良いよ、といった一般的なアドバイスから、実習の時に見ていた私のキック力に合うフィンで初心者でも使いやすいのはこれ、など細かくアドバイスをくださいました。
ダイビング器材 フィンとマスク
なるほど、実習でそんなところも見ていてくれたんだ、と感心しました。そういう意味ではライセンス講習のショップ選びは後々の器材購入という点においても重要になるかもしれません。

私の友人は、キック力がなくてもスイスイ進める流行りのフィンです、と先の割れたスプリットフィンを勧められて購入し、結果使いこなせず2度の使用のみで新しいフィンを買いなおすことになったと嘆いていました。

ちなみに、私の小さな後悔はアドバイスを無視してブラックシリコンのマスクを購入したことで、日焼け対策が少々大変なのと、色を重視して少し長めのフィンを購入したことで、最初はなかなかバランスが取れずに苦労したことくらいです。
ダイビングマスクGULL MANTIS
慣れてしまった今ではまったく不自由はありませんが。

ウェットスーツも私は早々に購入しましたが、新しいものは浮力が強いので、まだまだ水中で身体が安定しない頃ではプカプカと身体が浮いてしまうので、少し本数を重ねてからでも良いかもしれません。

また、既製品にするかオーダーにするか迷われる方も多いと思いますが、金額的にはそれほど大きな差はないようですので、フィット感重視でオーダーをお勧めします。

重器材の購入

そして、BC、レギュレーターなどの重器材について。これこそ、安価ではないので絶対に勢いで購入しないほうが良いです。

レンタルだとメーカーによって操作し辛いと感じることが多い、というようなことを言われ、「あっさり乗せられて高い器材買ったのに、結局年に1回潜りに行くかどうか?だからほんともったいないことしちゃった。」と嘆いている友人。

確かに、年に数本しか潜らないのであれば、重器材はレンタルのほうが経済的だと思います。
メンテナンスも大変ですから。

私は友人の嘆きを教訓に、すぐにでも揃えたい気持ちを抑えて、1年以内に20本潜ることができたら購入しようと決め、半年後に目標本数を達成したので、購入することに。

この時も体験ダイビングの頃からいつも一緒に潜っているショップのオーナーに相談し、使いやすくて安価なものを揃えてもらいました。
ダイビング BC
そちらでレンタル器材を使用しているうちに、ウェットスーツと同様にBC選びで重要なフィット感とエアの排出がし易い構造のもの、レギュレーターのマウスピースのサイズなど、私のスタイルやクセをしっかりと理解していてくれたからこそ、丸ごとお任せしたにもかかわらず、まったくストレスのない器材を手に入れることができました。
ダイビング レギュレータ
私の器材選びは一見人任せですが、ダイビングのクセやスタイルを理解してくれているプロに従ったことで失敗も後悔もなく、揃えることができました。

誰もが私のような環境にあるとは限らないと思いますが、初心者の器材選びと購入時期は、冒頭にも書かせていただいた通り、勢いに任せて決めることは避けるべき、そして可能な限り信頼できるダイバー仲間やプロの意見をしっかり聞いていくことをお勧めします。

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