ダイビング・シュノーケリング

 

投稿日時:

最終更新日: 2019.03.2

ダイビング BC(BCD)の選び方とおすすめ3選

スキューバダイビングでは、いろいろな器材を必要とします。中でもBC(BCD)は、ダイビング中の快適性と安全性能を兼ね備えた重要な器材のひとつです。「レンタルで十分なのでは?」と感じている人もいるかもしれませんが、年に何度も行く人や、これからダイビングを続けたいと考えている人は、自分専用のものを購入したほうがお得です。そこで今回はダイビング BC(BCD)の選び方と、人気の高いおすすめ3つをご紹介します。

ダイビング BC(BCD)の選び方とおすすめ3選

ダイビング BC(BCD)とは

ダイビング BC(BCD)
ダイビング器材のひとつ、BCはBuoyancy Compensatorの頭文字をとったもので、「浮力保証装置」という意味を持ちます。また、同じ意味でBCDとも呼ばれ、こちらはBuoyancy Control Deviceの頭文字をとったものです。

BCDは、ウェットスーツの上からライフジャケットのように着用して使用します。中に空気袋が入っており、水中の浮き沈みには、BCDに取り付けた空気タンクから空気を入れて浮力を調整します。

休憩するときや移動するとき、いざというときにはBCDの空気調節を行って浮力を確保したりします。

ダイビング BC(BCD)の選び方

まず、ダイビングBC(BCD)をレンタルした場合のことを確認してみましょう。一般的なマリンショップでの1日のレンタル料金は、2,000円~4,000円が目安です。一方、ダイビングBC(BCD)を購入するとなると予算は15万~30万円とかなり高額。初期費用をできるだけおさえたいと感じる初心者なら、戸惑ってしまいますよね。

しかし、ここでまずおさえておきたいのは、ダイビングBC(BCD)は「ダイビング中の自分の相方」ということ。日ごろのメンテナンスや調節方法などは、自分のものであるからこそできるもの。使い慣れた器材ならダイビングもより快適に、楽しめます。

3つのタイプがある

ダイビングBC(BCD)には、3つのタイプがあることをご存知ですか?それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。

・ジャケットタイプ
3つのタイプの中でも最もバランスがよく、安定感のあるタイプです。上半身全体に空気がいきわたり、水中での姿勢も安定します。サイズ調整が難しいので、ウェットスーツに合わせた状態でこのタイプを選ぶと、ドライスーツでは窮屈に感じてしまうかもしれません。

・フロントアジャスタブル
3つのタイプの中でも最もポピュラーなタイプです。レンタルショップなどで多く見かけるのもこのタイプで、サイズ調整も容易に行うことができます。背中と両サイドに空気が入るタイプなので、慣れないうちは水中でのバランスをとることが難しく感じてしまうかもしれません。

・バックフロート
背中にしか空気が入らない特殊タイプのダイビングBC(BCD)です。水中や水面での水平姿勢が多いフォトダイバーなど~愛用されています。さらに、レンジャーや特殊救助隊などの職業の人たちもよく利用しているのが、このタイプです。

潜る場所や時期、スタイルに合わせる

ダイビング BC

ダイビングBC(BCD)は、数多くあるダイビング器材の中でも特に重量があり、かさばりがちなアイテムです。海外や遠方へダイビングをしに行くとなると、輸送費や梱包などの手間ひまも大変です。
ダイビングBC(BCD)には、2~3kgの重さがあるので、使うスタイルに合わせて適したものを選ぶのが良いでしょう。例えば、地元や車でいける距離でダイビングを楽しみたいという人は、特別気にすることはありませんが、飛行機や電車を利用することが多い場合は、軽量タイプなものを選ぶようにするのが良いでしょう。

また、夏のダイビングをウェットスーツで楽しむという場合は、ジャケットタイプがおすすめ。夏も冬も季節問わずダイビングを楽しみたいという人は、スーツに合わせて調節可能なフロントアジャスタブルタイプを選ぶようにしましょう。

おすすめダイビング BC(BCD)3選

ダイビングBC(BCD)には、レギュレーターとセットになって販売されているものも多くあります。安く購入したいなら、こうしたセットタイプがオススメ。ここではあえて、単品でダイビングを始めようとする人におすすめのダイビングBC(BCD)を選んでみました。どれも安定した使用感と、信頼できる高品質、収納スペースもきちんと用意されているものを選びました。価格も手ごろなものばかりなので、初心者さんにも安心です。

レイソンのX11

SASが世界に先駆けて発信している独自開発の給排気システム「AACS-1」を採用したジャケットタイプのダイビングBC(BCD)です。世界中のダイバーたちから愛されている高性能で耐久性の高い優れたダイビングBC(BCD)。初心者にぜひオススメです。
ダイビング BC(BCD)
特徴
形式:ジャケットタイプ
素材:6640HR60H/Pナイロン、内面ポリウレタン、トッピング加工、外装ハイパー論ラバー
ウエストベルト:ナイロン
浮力:S/14kg、M/16kg、L/21kg、XL/27kg
総重量:S 約3.4kg、M 約3.5kg、L 約3.8kg、XL 約3.9kg

アクアラング

飛行機や電車での移動にも便利なアクアラングのダイビングBC(BCD)。その重量はわずか2.2kgで丸めて収納することができるので、トランクの中にすっぽり納まります。
使用時には優しいサポートバッドが姿勢の安定感とフィット感を確保。首回りもソフトスポンジを採用したロールネックが優しくサポートしてくれます。

ダイビング BC(BCD)

特徴
XXS/XS   140~165   41~57   66~109
SM/M    155~180   54~75   71~114
ML/L    175~190   73~95   84~127
XL/XXL  185~195   89~123   99~142

AQUATEC BC-25

身体にぴったりフィットし、優れた耐久性で世界中のダイバーからも人気を集めているのがAQUATEC BC-25のダイビングBC(BCD)です。価格も低予算なので、初心者にも安心、サイズ調整も可能です。

ダイビング BC(BCD)

特徴
XS 150~160
S 155~170
M 170~180
L 175~185
XL 180~190

本格的にダイビングを始めるなら、機器を愛用し、自分流にカスタマイズ・メンテナンスするのも楽しみの1つです。BCもぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

このコラムがためになったら
いいね ! をしよう

  1. ビーチリゾート 安い

    旅行・おでかけ

    お金は無い!でも癒やされたい!格安ビーチリゾート特集
  2. ビーチバッグ

    ファッション

    タウン使いもOK!オシャレで便利なビーチバッグBEST15
  3. サンオイルって効果あるの?日焼けしたい人必見!おすすめサンオイル8選

    デイリーライフ

    サンオイルってどんな効果があるの!?はじめてのサンオイルおすすめ10選
  4. マリンシューズ

    ファッション

    【メンズ】水中も快適!フィット感に病みつき人気マリンシューズ7選
  5. 【メンズ】海でかけたい人気ブランドのおすすめサングラス10選

    ファッション

    【メンズ】海でかけたい人気ブランドのおすすめサングラス8選
PAGE TOP