熱帯魚の群舞に釘付け!慶良間諸島で感動ダイビング

ダイビング・シュノーケリング

 

投稿日時:

最終更新日: 2018.07.8

熱帯魚の群舞に釘付け!慶良間諸島で感動ダイビング

今から8年前、友人に半ば強引に連れて行かれた慶良間諸島のひとつ、座間味島で人生初の体験ダイビングを行いました。それ以来、慶良間の海の虜になり、今でもその際にお世話になったショップで潜らせてもらっています。
慶良間諸島 ヨスジフエダイ
何度も通ううちに、経験豊富な常連さん達とも仲良くなり、
「奄美大島の海底でアマミホシゾラフグがせっせと作ったミステリーサークルを見たときは感動したよ。」や
「結婚記念日に与論島の海中宮殿でハート型の天窓をバックに写真を撮ったの、忘れられない思い出になったよ。」
など、画像とともに皆さん私のまだ見ぬ美しい&楽しい海の話をたくさん聞かせてくれます。

先日も地元の友人と、「一番感動したダイビングは?」という話題になり、
石垣島でマンタを見たとき?
それとも座間味の外洋・下曽根(ポイント)でイソマグロの力強い泳ぎを見たとき??
等々、改めて考えてみたところ、どんな大物に出会えた時よりもやっぱり海の青さに感動し、私をダイバーにしてくれた人生初のダイビングで見た世界!これに勝るものはない、と再認識しました。

今回は、私が最も感動した慶良間諸島の海、「ケラマブルー」の魅力を紹介します。
慶良間諸島の海でダイビング

冒頭にも書いたように、私自身は友人に誘われるまま座間味島に初めて行き、それまで一切縁のなかったダイビングを体験することになりました。実は私、泳ぎが苦手で海に入るときも足のつかないような場所にはほとんど行ったことがないという状況でした。

そんな私がわけもわからず船に乗り込み、大丈夫かしら?と不安に思っていたのも束の間、船上から見る青い海にただただ感動していました。
ダイビングポイントにつき、周りがもくもくと潜る準備をし、どんどんエントリーしていくのを見送っていると、思い出したように湧き上ってきた不安を抱きながら、私も言われるがままあれやこれやと器材を身体にまとい、いよいよ海の中へ。
その瞬間、何これ?海の中なのに海の中じゃないみたい!と船上で味わった感動とは比べものにならないさらなる感動がやってきました。
慶良間諸島 ダイビング
水族館でガラス越しに見る海の世界とは違うという思い、それどころかそもそも海の中にいることを忘れさせる、驚くほどの透明度と太陽の光が差し込むキラキラの海中はとにかく青くて美しい!!
気づけば、手も足も動かすことなくただ茫然と海の世界に引き込まれていったことを今でもよく覚えています。

その美しい海の青さは“ケラマブルー”と称され、後の2014年3月5日(サンゴの日)に国立公園に指定されたことでさらに有名になり、海外からもダイビングを楽しみにくる人が増えています。

そして、多くの方がご存知のように、慶良間の海では、砂地、地形、サンゴと様々な海の世界が広がっています。
ゲレンデのような白い砂地でのんびりふわふわと浮遊していると、太陽の光が差し込み砂地に写る自分の姿が影絵のように見えたり、洞窟や岩場ではスポットライトのような光の筋が幻想的な景色を見せてくれます。
慶良間諸島 ダイビング
さらに、200種類を超えるサンゴ礁域としても世界的に有名で、圧巻のサンゴ畑を見ることもできます。

少し話が逸れましたが、初めてのダイビングで、このサンゴの楽園で見た色とりどりの熱帯魚たちが、私が初めてのダイビングで見た感動的な世界だったのです。

枝状のサンゴの周辺で見られる淡いブルーのデバスズメダイ。ゆっくりと近づいていくと危険を察知してか?サンゴの隙間にササッと隠れていく、示し合わせたかのようなその動きがなんともかわいい。
慶良間諸島 デバスズメダイ
大きなサンゴの根の周辺にはその名の通り骨まで透けて見えるようなスカシテンジクダイや、みんなで同じ方向を向いて統制のとれた泳ぎを見せてくれるキンメモドキのキラキラ輝く群れ。
青い海を上機嫌で泳ぎ進むと、白と黄色が印象的なカスミチョウチョウウオがひらひらと優雅に泳ぐ姿も見られました。
まさに群舞。

私も一緒に泳がせて!!と群れに突っ込んでいきたい気持ちを抑えつつ、魚たちがこれでもか!というほど見せつけてくる海の世界に完全に心を奪われ、ダイビングを一生の趣味にしよう、と決意させてくれました。
慶良間諸島ダイビング

感動的な海の世界を教えてくれたケラマブルーの海。
この美しい世界を守り続け、いつでも感動を与えてくれる地元のガイドさんをはじめとするダイビングにかかわる方々には感謝しかありません。
慶良間諸島で感動ダイビング

余談ですが、何気なく使用している日焼け止めにはサンゴを白化させてしまう成分が含まれているため、“サンゴに優しい日焼け止め”も販売されているようです。
美しい海を守るのは、私たちダイバーひとりひとりの意識も大切ですね。

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