明日は海へお出かけという時に生理になってしまってどうしようと悩んだ女性も少なくないでしょう。
そんな時はどうするのが正解なのでしょうか。
生理中でも海には入れるの?海に入るおすすめの対応策は?
海に行く予定と生理周期が重なってしまった時、どうしたら楽しく過ごせるのか、その方法をご紹介します。
生理中に海に入っても大丈夫なの?
海に行く予定と生理周期が重なった場合に、「海水に生理の血が流れ出さないか」「体に悪影響がないか」などと不安に思うことがいろいろあると思います。
そもそも生理中に海に入っても問題はないのでしょうか。
結論、控えることができるなら控えたほうが良いです。
生理中というのは、女性の体は特にデリケートな時期ですので細菌やウイルスに感染してしまうことも考えられるのです。
そのようなリスクを極力避けるためにも海に入らなくても大丈夫なシチュエーションでしたら控えたほうが無難かもしれません。
一方で、生理も終盤になってくると出血量がごくわずかになってきます。そんな状況では「せっかく海に来たのだから、海水浴を楽しみたいよ」という気持ちがわいてくると思います。そんなときに、不安に思うのが、「海水に生理の血が流れ出さないか」ということだと思います。
一般的に、通常は水圧で生理の血が体外に流れ出すことはないといわれています。しかし、やはり海に来たらアクティブに行動してしまいがちになるのが正直なところではないでしょうか。そんな時にはやはり血が体外に出てしまうことも考えられます。
生理中に海に入る場合は、タンポンを使われることをオススメします。
「生理中は絶対に海に入ってはいけません」ということはありませんが、常に自分の体を一番に考えて決めていくことが非常に重要なのです。
生理中に海に入るリスクとは?
先述しましたように、生理中に海に入るにはリスクが潜んでいることを必ず肝に銘じておく必要があります。
生理中の女性の体は非常にデリケートです。出血しているところから細菌やウイルスが侵入すると、体調の悪化を招いてしまいます。この点については、特に念頭に置いておく必要があるのです。
もうひとつ、生理中に海に入るリスクとして、体調面のケアがあります。女性は生理中はそれだけでも相当体に負担がかかっているのです。そんな中で、通常の気温よりも冷たい海水の中に入ることは体に負担のかかる行為であり、急激に調子が悪くなる可能性があることを頭に入れておきましょう。
このように生理中に海に入るのは、ある意味ではリスクを背負っているといっても過言ではありません。そのことを理解したうえでうまく付き合っていくのが、生理中に海水浴を楽しむコツなのです。
どうしても海に入るならタンポンを使うべし
生理中に海に入る場合は、タンポンを使用することをおすすめします。
主な生理用品であるナプキンは、「体の表面に当てて、経血が体外に出てきたものを吸収する」というものになりますが、タンポンは、「体内に挿入して経血を体内で吸収する」というものになります。
生理中に海水浴を楽しむための最大条件は、「経血が外に出ないこと」ですが、ナプキンでは体外に経血が出てしまうことはもちろんのこと、体外で使用するので海水を吸ってしまい重くなってしまうというデメリットもあります。そこで海水浴を楽しむためにはタンポンがおすすめです。
タンポンの使用方法
タンポンを使用するにあたっての大前提として、タンポンに直接触れることとなる手は清潔にしておく必要があるため使用前には丁寧に洗っておきます。
挿入する際には「アプリケーター(正しい位置まで挿入をサポートしてくれるガイドのようなもの)」を親指と中指で押さえて、息を吐きながらゆっくりと挿入していきます。正しく挿入できた場合には、違和感がなく自然な感じになります。違和感があった場合には、いったん取り出し再度挿入させましょう。
タンポンは海水浴の時だけでなく、温泉に入る場合などにも活躍します。タンポンに慣れておくことで、海水浴だけでなく、レジャー全般を楽しむということに直結してるといっても過言ではないのです。
生理中は自分の体調とよく相談しながら海水浴を楽しむようにしてくださいね。