東京オリンピックでも注目のウインドサーフィンとは!?

マリンスポーツ・レジャー

 

投稿日時:

最終更新日: 2018.07.8

東京オリンピックでも注目のウインドサーフィンとは!?

オリンピックでセーリングという名称で正式競技になっているウインドサーフィン。日本ではまだ馴染みは薄いですが、世界では発祥のヨーロッパを中心に楽しまれています。東京オリンピックでも正式種目になっているので、それを機に日本でも一気に人気が沸騰するかもしれません。そこで、今回は先取りして、ウインドサーフィンの魅力や楽しみ方をご紹介します。

目次

ウインドサーフィンとは

ウインドサーフィン
ウインドサーフィンは、サーフボードに似たボードの上にヨットなどでも用いられる帆(セイル)を取り付けることによって、風を受けて進んでいくマリンスポーツです。

1967年にホイル・シュワイツァーとジム・ドレイクの2人によってアメリカのカリフォルニアで誕生したとされています。風の力で進んでいくので、波のない(少ない)湖や内海、川などでも楽しむことができるのが大きな特徴となっています。また、一般的なサーフィンと比較すると安定性なども強化されているため、より多くの人が楽しめるようになっています。

とはいえ、「扱うのが難しいのではないか」と思っている人が多いのもまた事実です。しかし、近年では道具も進化していますし、生涯スポーツとしての側面がより重視されるようになってきていることを踏まえてインストラクターによるレッスンも気軽に受けられるようになってきました。
ウインドサーフィン
ウインドサーフィンの最大の魅力は、波や風といった自然を全身で受けることができる「爽快感」です。さらに、広い大海原に出ることで得られる「開放感」もあります。自然と一体になれるという感覚はなかなか日常生活で得ることはできません。

そんな「非日常感」は何物にも代えがたいものであることは言うまでもありません。この魅力が人を虜にし、一生涯楽しむことができるのです。

ウインドサーフィンの遊び方

ウインドサーフィンは様々な遊び方や楽しみ方があります。一般的な楽しみ方として、「スラローム」を挙げることができます。
ウインドサーフィン スラローム
スラロームとは、プレーニング(セイルに体重を預けて、ボードを海面から浮かせる状態のこと)のスピードを競います。時速100㎞前後出す人もいますので、海を駆け抜ける疾走感を満喫することができるのが大きな魅力であり特徴です。
ウインドサーフィン ウェイブ
スピードではなく、技術を競うなら「ウェイブ」がいいでしょう。こちらは、波を利用してテクニックを競う楽しみ方です。サーフィンよりダイナミックに楽しむことができ、上級者ともなれば波を超えてジャンプすることができるなど様々な技術を披露することができるのです。

一方で、波の少ない塀水面で技を競うのが「フリースタイル」です。風や自らの体を利用して、ジャンプや水平方向への回転、さらには加速など様々なテクニックで観衆を魅了することができるのがポイントです。初心者でも楽しむことができるうえ、波がほとんどなくても楽しめるということから多くの人が楽しめるようになっていることも大きな魅力です。
ウインドサーフィン レース
最後は、「レース」です。これはスラロームとは異なり、海面につけられたマークを回ってタイムを競うというものです。スピードはもちろんのことなのですが、テクニックも問われるコースとなるのが一般的です。そのため、総合的な実力が如実に表れることとなります。世界各地でレースは行われており、参加者も観客もとても多く人気があります。

ウインドサーフィンはセーリングという競技名でオリンピックでも正式種目になっていますが、この競技は「レース」形式でフィニッシュラインまでの着順を競います。種目は使用する艇(ヨット)の種類によって区分されています。

このように、ウインドサーフィンには様々な楽しみ方があるのです。1度ハマると病みつきになってしまう、これがウインドサーフィンなのです。

知っておくべきサーフィン用語

ウインドサーフィンの基本となるセーリングについて知っておけば、初心者でもウインドサーフィンを大いに楽しめます。
ウインドサーフィン セーリング
セーリングにおいては、風に対して直角になるのが一般的です。これを「ウインド・アビーム」といいます。そして、ウインド・アビームから45度風上でセーリングすることを「クローズ・ホールド」、45度風下でセーリングすることを「クォーター・リー」といいます。

そして、真後ろにセーリングすることは「ランニング」と呼びます。また、風に向かって左右45度の範囲は「デッドゾーン」と呼ばれセーリングすることができません。

自分がいまどのような状況にいるのかを用語を用いて把握することで落ち着くこともできますし、対策を練ることも可能になります。ぜひ、これらの言葉は覚えておきましょう。絶対に損はないはずです。

都心でウインドサーフィンが体験できるスポット

都心から行きやすく、初心者から上級者までウインドサーフィンが楽しめるところといえば、やはり湘南ではないでしょうか。特に、逗子などはショップやスクールも数多くあり、丁寧にインストラクターが教えてくれると評判です。海の環境も申し分がなく、ウインドサーフィンをするには最適といっても過言ではありません。

HALEウィンドサーフィンスクール

1日の体験コースから初心者から中級者まで技術を磨きたい人向けのスクールコースまで幅広いコースが揃っているので自分の目的やレベルに合わせてウインドサーフィンを楽しむ事が出来ます。
1日体験ウィンドサーフィン
1日コース8,000円(税抜)
半日コース5,000円(税抜)
神奈川県 鎌倉市腰越3-11-12石川ビル1階
http://80surf.com/

この夏は、新たな趣味としてウインドサーフィンを加えてみてはいかがでしょうか。

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