生産量№1!広島の牡蠣があんなにも美味しいのは何故!?

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最終更新日: 2018.07.8

生産量№1!広島の牡蠣があんなにも美味しいのは何故!?

冬になると、スーパーをはじめとして「冬の味覚」の代表格でもある「牡蠣」が店頭に並びます。そして「牡蠣」といえば「広島県」!!、広島県は牡蠣の生産量が日本一となっています。まさに、広島県の名産といっても過言ではありません。ところで、なぜ広島県が牡蠣の名産となっているのか、そして広島産の牡蠣にはどのような魅力があるのかご存知ですか。今回は広島県の牡蠣についてご紹介していきます。

目次

広島の牡蠣の魅力

広島の牡蠣の魅力
そもそも、牡蠣とはどのような食材なのかというところからご紹介していきます。牡蠣は古くはローマ時代から親しまれている食材で、ローマではすでに牡蠣の養殖も行われていたことが知られています。あの有名なナポレオンなどは牡蠣が大好物であることがわかっており、多くを食していていたことが確認されているのです。日本においても牡蠣を食べる文化は古くからあり、縄文時代の貝塚からは牡蠣の貝殻の化石が発見されているほどなのです。私たちが牡蠣を味わうよりもはるか太古の昔から、牡蠣は人類の貴重な食料となっていたことがうかがえるのです。

牡蠣は「海のミルク」と呼ばれており、低脂肪高タンパク質の食材です。また、アミノ酸やビタミン・亜鉛・鉄・カルシウム・タウリンなどといった栄養素が豊富に含まれているのが大きな特徴です。その中でも、亜鉛はすべての食材の中で最も多く含まれています。亜鉛が体内から枯渇してしまうと、味覚障害などを引き起こしてしまうリスクを抱えてしまいます。亜鉛不足に陥ってしまった場合には、サプリメントよりも牡蠣を食べるほうが良質の亜鉛を摂取できる可能性が高まります。このように、体にとってとても良い食材なのです。

そして、日本国内においては、広島県が牡蠣の生産量の日本一となっています。牡蠣といえば広島県といっても過言ではないほど有名ではありますが、広島県の牡蠣にはどんな魅力があるのでしょうか。一般的な広島県産の牡蠣は、殻が小さいにもかかわらず身は非常に大きくプリッとしているのが最大の特徴となっています。しかも、味は非常に濃厚なうまみがたっぷりと出ています。この味わいを求めて、広島県産の牡蠣にこだわる人も多くいるほどなのです。

出典:宮島style

広島県では南に面する広島湾で牡蠣の養殖が盛んにおこなわれています。この広島湾が牡蠣の養殖に非常に適しています。波が静かで潮の流れも適度にあるという牡蠣の養殖に最適な環境が整っているのです。また、広島湾にそそぐ河川の影響を受けて、海水中の塩分濃度に差が出てくる層が生まれます。牡蠣は塩分濃度が少し薄い海水を好む傾向にあるため、より牡蠣が生育しやすい環境となるのです。さらに、広島湾には牡蠣の餌となるプランクトンが多く生息しているというのもメリットとして挙げられるでしょう。このように、広島湾という自然環境が牡蠣をおいしく育てているのです。

しかし、それだけではありません。広島県では独自に条例を定めることで、食品衛生上の安全基準を厳しく設定しているのです。広島県は、室町時代からカキの養殖が盛んな地域でした。その広島県産の牡蠣というブランドを守るために、非常に厳しい出荷基準を設定しているのです。これが、消費者の安全にも大きく寄与しています。広島県産の牡蠣は、その抜群のおいしさと厳選されたものだけが選ばれる安心の品質によって、その魅力を日本全国に発信しているのです。

広島牡蠣の旬

広島牡蠣の旬
牡蠣は一般的に冬の食べ物とされていますが、広島県産の牡蠣も同じように冬が旬となっています。その中でも、1月から2月にかけてが最も旬な時期とされています。それは、うまみ成分である「グリコーゲン」が最も多く含まれているからなのです。広島県の牡蠣は様々な方法で食べることができます。一般的には「焼き牡蠣」が有名ですが、水揚げされる場所によっては生で食べることだって可能です。その他にも、牡蠣飯や牡蠣の土手鍋・カキフライといったオーソドックスなものから、牡蠣グラタンや牡蠣シチューといったあまり見慣れないものを提供するお店もあります。牡蠣は、様々な料理にも合うということがよくわかります。広島に行ったら、ぜひ押さえておきたいところです。

広島の牡蠣を食べるならここ!おすすめのお店

広島では、牡蠣を取り扱っているお店は当然のごとくたくさんあります。その中でも、特に注目したいお店をご紹介していきます。

牡蠣屋

牡蠣屋

出典:牡蠣屋

広島県の廿日市市宮島町は、牡蠣を提供するお店が特に集中している地域です。宮島の中では生牡蠣を食べることができるお店もあるなど、島全体が牡蠣の香りがしてくるほどといっても過言ではないくらいなのです。その中でも、この「牡蠣屋」は屈指の人気を誇っている名店です。

出典:牡蠣屋

お店の看板メニューは、最高級牡蠣を強火で一気に焼き上げた「焼き牡蠣」です。店内も、そして提供される牡蠣料理も、おしゃれな雰囲気を漂わせています。ゆったりと、そしてちょっと優雅に牡蠣料理を楽しむにはもってこいのお店なのです。

【牡蠣屋】
広島県廿日市市宮島町539
営業時間:AM10:00~PM6:00
http://www.kaki-ya.jp/

焼き牡蠣のはやし

焼き牡蠣のはやし

こちらは、宮島のメインストリートでもある「表参道商店街」にあるお店です。広島県産のブランド牡蠣である「地御前かき」を1年中食べることができると有名なお店です。注文を受けてから焼いてくれる焼き牡蠣は、そのうまみが凝縮された焼き立てを食べることができるので非常に人気です。
焼き牡蠣のはやし

こちらのお店は、いわゆる「浜焼き」のスタイルに近いかもしれません。潮の香りなども感じながら、牡蠣を楽しむことができるのが大きな特徴の1つとなっています。

【焼き牡蠣のはやし】
広島県廿日市市宮島町505-1
0829-44-0335
営業時間:10:30〜17:00(L.O.16:30)
http://www.yakigaki-no-hayashi.co.jp/

かき小屋 袋町店(海平商店)

かき小屋 袋町店(海平商店)

こちらの看板メニューはなんといっても「がんがん焼き」です。浜焼きのようなスタイルで牡蠣を焼いていき、焼けたら軍手をはめてナイフで殻をこじ開けるというワイルドなスタイルであることが特徴の1つです。
かき小屋 袋町店(海平商店)

1㎏(牡蠣10個~15個程度」は余裕で食べることができるほど、そのおいしさに取りつかれてしまいます。しかも、値段は1000円からと非常にリーズナブルなのがまた魅力的です。

【かき小屋 袋町店(海平商店)】
広島県広島市中区袋町8-11
082-249-9219
営業時間:17時~24時(ラストオーダー 23時)
http://umihei.com/index.html

このように、広島県内の牡蠣のお店はそのスタイルも提供される料理も本当に様々で個性があふれているところがたくさんあります。広島県の名産といえば、お好み焼きだったりもみじ饅頭など本当にたくさんのものがあるのですが、牡蠣もそれらに匹敵するほどの魅力を持ったものなのです。様々なお店を訪れて、いろんな牡蠣料理を食べてみることで、また新たな牡蠣の魅力に気付かされると思います。牡蠣目当てに広島県を旅行するのも、面白いかもしれませんね。

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