体で波に乗るボディサーフィンが注目を集めています。ハワイやカリフォルニアなどのサーフィンが盛んな地域ではすでに人気を集めているマリンスポーツで、サーフィンよりも気軽に波乗りを楽しめるとあって、出勤前が会社終わりに楽しむ人も増えそうです。今回は注目のマリンスポーツ「ボディサーフィン」の魅力や必要な道具である、ハンドプレーン・フィンのおすすめを厳選して紹介します。
ボディサーフィンとは
まずボディサーフィンがどんなものかを知ってもらいたいと思いますが、説明するよりも見てもらった方が早いと思うので、まずはこちらを見てください。
ご覧いただいた通り、ボディーサーフィンとは、自身の体で波に乗る、ダイレクトに波の推進力を体に受けて、滑走感・爽快感を味わうマリンスポーツです。日本ではまだ、認知度が低いですが、ハワイやカリフォルニアなどのサーフィンが盛んな地域を中心に、サーフィンよりも気軽に楽しめるとあって、人気を集めています。
もちろん、本当に何も無しで波に乗るのは困難です。波に乗るためには、波のスピードに合わせる必要があり、一定スピードで泳ぐ必要があります。
そのために足にフィンを付けて泳ぐスピードを高めます。また、まな板サイズの小型サーフボード「ハンドプレーン」を手に装着することで、浮力と推進力が高まり、波に乗りやすくなります。
必要な道具はこれだけ。普通のサーフィンとは違って大きなサーフボードを必要とすることもなく、フィンとハンドプレーンだけで良いので、旅先などで気軽に楽しめることも人気の理由です。
ボディサーフィンの楽しみ方
ボディサーフィンでは、波のピークに場所取りし、波のスピードに合わせて泳ぎます。スピードに乗ったところで、片腕を伸ばし、波のフェイスに乗ります。
波のスピードに合わせたり、乗るタイミングを掴むのに最初は苦戦するが、上手く波に乗れるようになると、なんとも言えない爽快感と、不思議な浮遊感を楽しめるようになります。
ボディサーフィンに必要な道具として「フィン」「ハンドプレーン」があります。
フィンがないと、波のスピードについていけないので、必要不可欠な道具になりますが、ハンドプレーンは無しで楽しむ人もいます。
しかしそれは上級者の話で、ハンドプレーンがあることで、浮力が高まり、波のフェイスに乗りやすくなるので、初心者の方はまず、ハンドプレーンを付けてボディサーフィンに挑戦しましょう。
おすすめハンドプレーン
まだまだ日本では上陸したばかりの新マリンスポーツのためハンドプレーンもあまり販売されていないのが現状です。
THE WOMPER ハンドプレーン
WOMPER(ウォンパー)はサーフボードメーカーCATCH SURF社がボディサーフィン専用に開発したスポンジ型ハンドプレーン。CATCH SURF自慢の高密度スポンジデッキ
を使用しています。
サイズ : 16inch(40×27×5.3cm)
HYDRO(ハイドロ) ハンドボード
手をしっかりと固定でき、安定して波にのることが出来ます。シュノーケリングの際の簡単な浮き具としても使えます。
Sole ハンドプレーン
カリフォルニア州サンディエゴのスケートボード工場で作られているハンドプレーン。高密度フォームの両面を強化プラスチックでプレスして挟み、波のフェイスのグリップとスピードを実現。初心者からエキスパートまで楽しめるMoon Tailモデル。
おすすめフィン5選
ボディサーフィンではシュノーケリングやダイビングで使用するフィンよりも短く、コンパクトなスイムフィンを選びましょう。
DMC(ディエムシー) REPELLOR FINS
特許取得済のインターロックラグで2つのフィンを1つにまとめることができるオーシャンフィン。ボディサーフィン世界チャンピオンのドン・マクレディによるデザインで他のスィムフィンよりも少ない水抵抗で最大スピードを実現!
DaFin(ダフィン) SWIM FIN
軽くて履きやすいスイムフィン。ボディーサーフィン界の巨匠マーク・カニングハム氏をはじめハワイ・ライフガードの第一人者ブライアン・ケアウラナ氏も愛用する人気モデルです。
HYDRO(ハイドロ) スイムフィン
デザイン性に優れたスイムフィン。フィンの中に水が入っても大きな排水口から水が流れ落ちるので快適に泳ぐことが出来ます。
サーフィンと違って大きなサーフボードを持ってビーチに出かける必要のないボディサーフィン。早朝の出勤前にハンドプレーン片手に、電車に乗ってボディサーフィンを楽しみに行く。そんな光景が当たり前になる日が来るかもしれませんね。