世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」から「トラベラーズチョイス(TM)世界のベストビーチ2017」が発表されました。合わせて、国別・地域別のベストビーチも発表されています。もちろん「日本のベストビーチ2017」も発表されています。そこで、今回は「日本のベストビーチ2017」に選ばれた国内の人気ビーチをご紹介します。
日本のベストビーチTOP1~5
1位から5位までを見ていきましょう!日本の海と言えば、沖縄ですが、なんと、1位〜5位を沖縄独占するという結果になっています。
【第1位】ニシ浜ビーチ(沖縄県・波照間島)
2017年の日本のベストビーチ第1位に選ばれたのは沖縄県・波照間島の「ニシ浜ビーチ」です。ニシ浜ビーチは2014年以来、3年ぶりに第1位に返り咲きしました。波照間島は、有人島としては日本最南端となっており、アクセスは石垣島から高速船で約60分となっていますがこのビーチ目当てに全国から海水浴客が集まります。
波照間の語源の由来である「ハテルマ=果てのうるま(サンゴ礁)」の言葉の通り、真っ白な砂浜とその先に広がるサンゴ礁の青い海がとても魅力的なビーチです。また、サンゴ礁だけでなくウミガメがみられるスポットとしても注目されています。
【第2位】与那覇前浜ビーチ(沖縄県・宮古島)
宮古島には数多くのビーチが存在しますが、その中でも「与那覇前浜ビーチ」は「東洋一」とも称される絶景ビーチとして有名です。第1位のニシ浜ビーチとは異なり、サンゴ礁などはありません。そのことが逆に子供連れなどファミリー層にも安全なビーチとして支持されており、大きな人気を集めています。
ビーチからすぐの来間大橋からは美しい海が広がる絶景ドライブが楽します。
【第3位】古座間味ビーチ(沖縄県・慶良間諸島・座間味島)
古座間味(ふるざまみ)ビーチは那覇市から高速船で西へ約50分、慶良間諸島 座間味島にあるビーチです。このあたりは珊瑚礁が多いため、多くの魚が生息しており、ダイビング・シュノーケリングでも大人気のビーチです。島の港や集落のある地域から少し離れていることもあり、より離島に来た雰囲気を味わうことが出来ます。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも2つ星を獲得したビーチです。
【第4位】はての浜(沖縄県・久米島)
沖縄本島の西へフェリーで3時間、飛行機で30分、日本とは思えない程透き通った海が広がる久米島。その中でも「はての浜」は、「砂浜だけの島」と言われ、単に美しいだけではく、他では見られない絶景が広がる特別なビーチです。両側に海が広がり、本当に海と砂浜以外何もないため、自然そのままを満喫することができます。
「はての浜」へは久米島から船で向かいます。
【第5位】阿波連ビーチ(沖縄県・慶良間諸島)
阿波連ビーチのある渡嘉敷島を含めた慶良間諸島周辺の海は「ケラマブルー」と呼ばれるほど青い海を楽しむことができます。阿波連ビーチは渡嘉敷島の中で最も人気が高いビーチで、魚が豊富に泳いでいるため、シュノーケリング・ダイビングにもおすすめです。第4位のはての浜とは逆に、すぐ裏手に集落があるため利便性が非常に高いところも特徴の1つです。
阿波連ビーチのある渡嘉敷島までは沖縄本島の泊港からフェリーで約30分です。
日本のベストビーチTOP6~10
ここからは6位から10位を紹介!ここからやっと沖縄以外のビーチもランクインしています。
【第6位】コンドイビーチ(沖縄県・竹富島)
コンドイビーチは白い砂と透き通った青い海が広がる沖縄らしい、美しいビーチです。サンドビーチが見られるときもあるほどの遠浅型のビーチで、ほとんど波がないため、子供連れの海水浴にも最適な人気ビーチです。沖までずっと砂地のため、シュノーケリングには不向きです。
コンドイビーチのある竹富島へは、まず沖縄本島の那覇から石垣島に飛行機で渡り、そこからフェリーで向かいます。石垣島からは約10分で到着します。
【第7位】砂山ビーチ(沖縄県・宮古島)
宮古島にある数あるビーチの中でも絶景のビーチとして有名なビーチです。砂浜や海の青さはもちろんですが、そこに行きつくまでの木々や砂浜にある岩など様々な自然を楽しむことができるのが魅力です。夕暮れの絶景スポットとしても人気です。
宮古島の市街地から4kmとアクセスも抜群です。宮古島からは沖縄本島・本州、共に飛行機で行きます。
【第8位】千里浜なぎさドライブウェイ(石川県・羽咋市)
沖縄県以外で最上位に選ばれたのは、石川県羽咋市の「千里浜なぎさドライブウェイ」でした。ここは、「日本で唯一自動車で走れる海岸」としても有名です。目の前に広がる壮大な海の横を爽快感を車で走れるビーチは世界的にも珍しく、アメリカ「デイトナビーチ」、ニュージーランド「ワイタレレビーチ」と合わせて世界3か所しか存在しません。夏以外の海水浴シーズン以外はドライブで楽しみましょう。近くに人気の道の駅「のと千里浜」で大人気地元グルメも楽しめるのでぜひ、寄り道してみてください。
金沢からは車で約40分で行くことができるので、絶好の日帰りドライブスポットとして大人気です。
【第9位】新城海岸(沖縄県・宮古島)
珊瑚が豊富で、魚がたくさんいるので、シュノーケリングスポットとして人気のビーチです。海の家や、シャワー・トイレも完備されているため海を楽しんだ後もきれいになって帰ることができるので子供連れのファミリー、女性には嬉しいビーチです。
新城海岸へのアクセスは宮古島空港から車で約25分。県道83号線からビーチへ降りる道からも美しい景色を眺められ、ビーチに着く前からテンションを上げてくれます。
【第10位】多々戸浜海水浴場(静岡県・下田市)
本州の中で静岡県は、海に関する絶景が多く、都心からアクセスが良いこともあり、人気の観光スポットとして栄えてきました。特に伊豆は海の透明度が高く、コバルトブルーの海と白い砂浜が広がっているエリアです。多々戸浜海水浴場は、そのきれいさだけでなく岩場や入江は撮影スポットとしても有名です。まさに「インスタ映えするビーチ」なのです。
多々戸浜海水浴場へのアクセスは伊豆急下田駅よりバス7分。伊豆急下田駅へは新幹線と特急を乗り継げば東京からでも約2時間で到着できちゃいます。
ベスト10のうち8つを沖縄県が占めました。近年、沖縄はその海の美しさから国内だけでなく世界から観光客がやってくる世界的なリゾートエリアになってきています。今回選ばれているビーチはどれも絶景で、様々な楽しみ方ができるところばかりです。一度は行ってみたいですね。