2018年7月、ドイツの靴ブランド「trippen(トリッペン)」が草履をモチーフにしたサンダル「ZORI(ゾウリ)」を発売。
コルク製インソールを採用、高いクッション性を誇り、長時間履いても疲れにくく、優しい肌触りに仕上がっています。鼻緒やサイドは革で、すべて手作業で製作されている職人技が光る一足となっています。白・赤・黒・ゴールドの4色展開で、女性用が税別2万4000円、男性用が同2万6000円となっています。
国内では原宿や二子玉川など国内の直営店6店舗で購入することができる。
ドイツ発祥の靴ブランド「trippen(トリッペン)」は人間工学に基づいた履き心地の良さを追求し、多くの賞を受賞した洗練されたデザイン、長く使える確かな品質が人気のブランドです。
靴づくりの本場、イタリアでは毎週のように、伝統ある靴製造業者が廃業の憂き目にあっており、それはドイツでも同様です。その原因として、コスト削減による生産拠点の海外移転が挙げられます。
このままでは伝統あるヨーロッパの靴作り技術の存続が危ぶまれます。trippenはこのような環境の中で、品質を落とさず、靴の基本と考えられる優れた機能を備えた靴を製造する事に最も力を入れ、お客様のご要望にお応えする努力を続けています。
そんなブランドメーカーが、同じく、存続が危ぶまれる日本の伝統品「草履」をモチーフにした商品を販売することは、感慨深いものがあります。
ぜひ、お店に足を運んで、その履き心地を味わってみてください。