広大な海の上で、波や潮風を直に感じながら楽しめる「シーカヤック」。
そんな魅力的なスポーツを、今から始めてみたいという方もたくさんいるはずです。
シーカヤックをするには、最適な服装というものがあります。
海でやるからと言って水着だけでシーカヤックをすると、痛い目を見てしまうかもしれません。
今回は、シーカヤックをするのに最適な服装と、おすすめのファッションアイテムについて紹介していきます。
シーカヤックとは
カヤックとは、両端に水かきの付いたパドルで漕ぐタイプのカヌーです。
カヤックに乗って行う競技やマリンアクティビティも、カヤックと呼ばれています。
カヤックは海や川、湖などのフィールドで行われます。
このうち海でするカヤックを、「シーカヤック」と言うのです。
シーカヤックに最適な服装は
冒頭で説明したとおり、シーカヤックは水着だけを着てやるものではありません。
シーカヤックは、以下の服装でするのがベストです。
- 水着
- 長袖シャツ
- ズボン
- 帽子
- 靴
長袖シャツやズボンは、日焼けと防寒対策のために着ます。
長時間日差しに当てられたり、水に濡れると体力を消耗したり、体が冷えたりします。
これらを防ぐために、水着の上に長袖シャツやズボンを着用するのがおすすめです。
ただし綿のシャツやズボンは吸湿性が高く、水に濡れると重くなります。
そのため長袖シャツやズボンは、ポリエステルやナイロンなどの素材のものを選びましょう。
帽子は、海上での日差し対策に欠かせません。
キャップよりも、より日差しを防げるハット型がおすすめです。
また海の中には岩場やサンゴ礁などもあるため、足を傷つけてしまわないように靴も履いておきましょう。
シーカヤックにおすすめファッションアイテム7選
シーカヤックの服装には機能性はもちろん、ファッション性も重要ですよね。
そのどちらも兼ね備えた、おすすめのファッションアイテム7つを紹介していきましょう。
ラッシュガード
「ラッシュガード」は、サーファーなどが上半身に着用する水着の一種です。
ラッシュガードは肌を保護したり、体温の低下を防ぐ効果があります。
ラッシュガードを着るのなら、日焼け対策のためにUVカット効果があるものを選びましょう。
サーフパンツ
「サーフパンツ」は、サーファーなどが下半身に着用する水着です。
丈はハーフパンツと同じくらいで、ゆとりのあるデザインになっています。
サーフパンツの内側にはアンダーショーツが付いているので、男性はそのまま履いて問題ありません。
女性は水着の上から、サーフパンツを履くと良いでしょう。
ハーフタイプのウェットスーツ
ウェットスーツは、ダイビングやシュノーケリングなどの際に着用するスーツです。
ラッシュガード同様、肌を保護したり、体温の低下を防ぐ効果があります。
通常ウェットスーツは首から上と手足を除いた全身に着用するものですが、下半身だけに着用するハーフタイプの物もあります。
海に潜るわけではないので、シーカヤックには、ハーフタイプのウェットスーツがおすすめです。
スポーツタイツ
スポーツタイツは、下半身に着用する、スポーツタイプのタイツです。
スポーツタイツには、関節や筋肉の動きのサポートや疲労の軽減、パフォーマンス向上などの効果があります。
ヒザから下も保護したいという人は、サーフパンツやハーフタイプのウェットスーツにスポーツタイツを重ね着するのがおすすめです。
サングラス
海上は空からの日差しだけでなく、海面からの照り返しも強いため、日差し対策は必須です。
海上に出たものの、眩しくて周りが見えないということにならないようにサングラスは必ず着用しておきましょう。
グローブ
先ほども説明したとおり、シーカヤックはパドルを漕いでカヤックを動かすマリンアクティビティです。
海水で濡れた手でパドルを漕いでいると、思っている以上に皮膚を痛めるため、グローブは欠かせません。
サーフグローブやダイビンググローブなら、水の侵入を防ぐ作りになっているため、おすすめです。
マリンシューズ
「マリンシューズ」はその名のとおり、海で使うタイプのシューズです。
マリンシューズは速乾性に優れ、履いたまま海の中にも入れます。
また先ほども説明したとおり、岩場や貝殻、サンゴ礁などを踏んで足を傷つけることを防げます。
まとめ
シーカヤックは、両端に水かきの付いたパドルを使って、海でカヤックを漕ぐマリンアクティビティです。
シーカヤックの際は、以下の服装が最適です。
- 水着
- 長袖シャツ
- ズボン
- 帽子
- 靴
また、シーカヤックをするなら、実用性とファッション性を兼ね備えた、以下のアイテムがおすすめです。
- ラッシュガード
- サーフパンツ
- ハーフタイプのウェットスーツ
- スポーツタイツ
- サングラス
- グローブ
- マリンシューズ
これからシーカヤックを始めるという方は、ぜひこの記事を参考にして、必要なグッズを集めてみてはどうでしょうか。