サーフィンといえば夏を連想する方が多いでしょうが、サーフィンは夏だけでなく、一年中することも可能です。
ただし、季節によって気温や水温が大きく変わるため、サーフィン時の最適な格好も異なります。
そこで今回は、春夏秋冬の四季別に、最適なサーフィンウェアのスタイルを紹介していきます。
おすすめのサーフィンウェアスタイル【春】
まずは、春におすすめのサーフィンウェアスタイルから紹介していきましょう。
春におすすめのサーフィンウェアは、以下のとおりです。
目安の気温 | |
セミドライスーツ | 18度以下 |
フルスーツ | 15~20度くらい |
シーガル | 18~25度くらい |
スプリング | 25度以上 |
ロングジョン | 25度以上 |
一口に春と言っても、サーフィンをする場所や何月かによっても、気温は大きく変わるものです。
気温が18度を切っているときは、「セミドライスーツ」が良いでしょう。
セミドライスーツとは、顔と両手、くるぶしの下の両足以外の全身を覆う、厚手のウェットスーツです。
セミドライスーツは寒い時期に使用されており、一般的なウェットスーツの厚みが3mmなのに対し、厚み5mmの生地が使われています。
(厚みが3mm、もしくは4mmのセミドライスーツもあります)
気温が15度を超えたら、フルスーツがおすすめです。
フルスーツも全身を覆うタイプですが、生地の厚みは3mmとなっています。
気温が25度を超えたら、「スプリング」や「ロングジョン」がおすすめです。
スプリングは半袖・半ズボンタイプのウェットスーツ、ロングジョンは袖なし・長ズボンタイプのウェットスーツです。
おすすめのサーフィンウェアスタイル【夏】
暑い夏におすすめのサーフィンウェアは、以下のとおりです。
目安の気温 | |
ラッシュガード | 25度以上 |
サーフパンツ | |
ベスト | |
タッパー | |
ロングタッパー | |
ショートジョン | |
ロングジョン |
ラッシュガードは、上半身に着用する薄手のウェアです。
夏はウェットスーツを着用せずに、ラッシュガード+サーフパンツのスタイルでサーフィンをする人も多くなっています。
ウェットスーツを着用する場合は、以下5種類のいずれかがおすすめです。
- ベスト
- タッパー
- ロングタッパー
- ショートジョン
- ロングジョン
「ベスト」は上半身に着用する、袖なしのウェットスーツです。
「タッパー」も上半身に着用するウェットスーツで、こちらは半袖タイプになっています。
「ロングタッパー」は、タッパーの長袖バージョンです。
これらの3つは、サーフパンツと組み合わせて使う形になります。
「ショートジョン」は袖なし・半ズボンタイプのウェットスーツです。
おすすめのサーフィンウェアスタイル【秋】
秋におすすめのサーフィンウェアは、以下のとおりです。
目安の気温 | |
ロングスプリング | 18~25度くらい |
フルスーツ | 15~20度くらい |
気温が18~25度くらいのときは、「ロングスプリング」がおすすめです。
ロングスプリングは、長袖・半ズボンタイプのウェットスーツです。
気温が20度以下になったら、先ほど紹介したフルスーツを着用するといいでしょう。
おすすめのサーフィンウェアスタイル【冬】
最後に、冬に着用すべきサーフィンウェアについて紹介していきましょう。
冬の海は水温が低いので、風邪をひいたり、心臓をびっくりさせたりしないよう、防寒性の高いウェットスーツの着用が必須です。
冬におすすめのサーフィンウェアは、以下のとおりです。
目安の気温 | |
セミドライスーツ | 18度以下 |
ホットスーツ | 15度以下 |
気温が18度以下なら、セミドライスーツがおすすめです。
先ほども説明したとおり、セミドライスーツは厚みが5mmあるので、寒い海の中でもしっかり防寒できます。
特に寒い海では、「ホットスーツ」の着用もおすすめです。
ホットスーツは北海道など、主に極寒地で使われているウェットスーツです。
ホットスーツは、顔と手足以外の全身を覆うフルスーツに、ブーツが一体型となっています。
また、特に水温の低い地域の海では、ウェットスーツの他に以下のアイテムも必須です。
- サーフブーツ
- サーフグローブ
- サーフキャップ
名前のとおり、「サーフブーツ」は足に履くブーツ、「サーフグローブ」は手に着用するグローブ、「サーフキャップ」は頭に付けるキャップです。
冬でもそこまで気温の低くないエリアなら、これらのアイテムは必須ではありません。
しかし気温の低いエリアなら、これらのアイテムも用意しておくといいでしょう。
まとめ
サーフィンは夏だけでなく、一年中どの季節でも行えます。
ただし季節によって気温も水温も違うので、それぞれの季節に合ったウェアを着てサーフィンをしましょう。
これからサーフィンに行くという方は、ぜひこの記事を参考にして、季節に合ったサーフィンウェアを用意しておきましょう。