ダイビング 生理

ダイビング・シュノーケリング

 

投稿日時:

最終更新日: 2019.09.15

生理中でもダイビングは大丈夫!?・・・サメが襲ってきたりは・・・!?

「せっかくダイビングの予定を入れていたのに、生理の周期が重なってしまった」

このような事態に陥り、ダイビングができないと落胆している方もいるかもしれません。

しかし、はたしてダイビングは、生理中はできないものなのでしょうか?

今回はこんな疑問を持っている方のために、生理中のダイビングの可否について説明していきます。

目次

生理中でもダイビングは大丈夫?

生理痛や貧血がひどい場合は、ダイビングは避けたほうが賢明です。

なぜなら、ダイビングをすることで余計に症状がひどくなったり、ダイビング中に貧血を起こして気を失い、重大な事故につながる危険もあるからです。

しかしこうしたひどい症状がなく、日常生活に支障をきたさない程度なのであれば、生理中にダイビングをしても問題ありません。

生理用品を適切に使って、症状がひどくならないように注意しながら、ダイビングを楽しみましょう。

生理中のダイビングはサメに注意と言う話は本当か

ダイビング 生理

女性の方のなかには、生理中の出血で、血の臭いにつられてサメが寄って来ないか心配だという人もいるでしょう。

しかし生理中にダイビングをしても、サメに襲われる心配はほとんどないと言われています。

レジャーダイビングでは、口から酸素を吸うための「レギュレーター」が外れたり、酸素タンクのエアー切れなどによる事故が、毎年多数報告されています。

以下のグラフは、海上保安庁が発表した、平成26年に起きたダイビングの事故原因をまとめたものです。

ダイビング 生理

このグラフを見れば分かるとおり、ダイビング中にサメに襲われることによる事故は発生していません。

もちろん、サメが多いようなスポットでは注意しなければなりませんが、そうでないなら心配する必要はほとんどないと言えるでしょう。

サメに襲われないか心配だという人は、体験ダイビングなどに参加する場合は、生理中であることを女性インストラクターにあらかじめ伝えておきましょう。

多くの場合、生理中でも問題ないと言われるはずです。

一人、もしくは仲間数人とダイビングをする場合は、心配なようならキャンセルしてもいいかもしれません。

生理中のダイビング時に用意しておくべきアイテムは?

ダイビング 生理

生理中でも楽しくダイビングするため、また出血によるサメの襲来が心配だという人はその確率を低くするため、生理中のダイビング用品を揃えておきましょう。

ここでは、生理中にダイビングをする人が着用すべきアイテムについて紹介していきます。

タンポン

生理中にダイビングをする場合、ナプキンよりもタンポンの方がおすすめです。

タンポンは、ダイビング中でも普段通りに使用できます。

ただし衛生上の観点から、タンポンは1ダイビングごとに新しい物に変えるようにしましょう。

また、タンポンを使う場合、出血が目立たないよう、黒や紺など色の濃い水着を着用するといいでしょう。
生理 海

ナプキン

女性の方のなかには、タンポンを使うことに抵抗があるという人も少なくありません。

タンポンに抵抗があるという人は、ナプキンを着用してダイビングをしても問題ありません。

ただしナプキンは海水まで吸い取ってしまうため、陸に上がったとき、ウェットスーツに血が付着してしまったり、海水と一緒に血が流れ出てしまうなどのデメリットもあります。

そのため、できることならタンポンの方がおすすめです。

ナプキンを着用する場合も、1ダイビングごとに新しい物に交換するようにしましょう。

濃い色の水着を着用する点も、タンポンと同様です。

ドライスーツ

ダイビングをする際は、ウェットスーツを着用するのが一般的です。

しかし生理中は、「ドライスーツ」を着用するようにしましょう。

ドライスーツは見た目こそウェットスーツに似ていますが、ウェットスーツと違って、特殊な構造によって内部に水が侵入してきません。

タンポンと併用すれば、出血がスーツの外に漏れる心配はほとんどありません。

体験ダイビングでスーツをレンタルする場合は、ドライスーツがないか確認しておくといいでしょう。

まとめ

ひどい生理痛や貧血などの症状がないのなら、生理中にダイビングをしても問題ありません。

また、生理中にダイビングをしたからといって、サメに襲われるリスクが高くなることもほとんどありません。

そのため、ダイビングの予定と生理の周期が重なってしまったという人も、この記事で紹介した対策をしたうえで、安心してダイビングを楽しみましょう。

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