夏が来て、押し入れの奥から浮き輪を出してきてみたところ、「あれ、浮き輪が膨らまない」
よくみると小さい穴が空いてしまっているなんて経験したことある人もいるでしょう。
そんな時、浮き輪を捨てるのは勿体無いですよね。
お気に入りの浮き輪ならなおさらです。
実は浮き輪はちょっとした方法で簡単に修理できちゃいます。
今回は、浮き輪の簡単な修理をご紹介していきます。
浮き輪の穴の見つけ方
浮き輪を修理するにはまずは空気が抜けている穴を見つけなければなりません。大きな穴なら空気を入れれば抜ける音が聞こえてくるので簡単に見つけることができますが、厄介なのが空気の抜ける音もしない小さい穴の場合です。
そんな時には、まず浮き輪を少し膨らませてください。そして膨らませた浮き輪全体に薄めた食器用洗剤やハンドソープなどを塗ってみてください。少し経つと、シャボン玉のような泡が出来てくる場所があります。そこが空気が抜けている場所になります。
小さい穴の修理方法
穴が小さい場合は簡単に2つの方法で簡単に修理ができますよ。
接着剤で修理する
一般的に浮き輪は塩化ビニールで出来ています。なので、浮き輪は塩化ビニール専門の接着剤を使って、穴を塞ぐ用に接着させれば簡単に穴を防ぐことができます。塩化ビニール専門と記載されている接着剤であれば、耐水性に優れており、浮き輪に使用することができます。また、透明なので、修理の後も目立ちません。塩化ビニール用の接着剤は、ホームセンターやインターネットで購入可能です。
【セメダイン ビニール用 接着剤】
テープで修理する
接着剤以外にビニール補修用テープを使うことでも修理可能です。ビニール補修用テープは水や湿気に強い透明テープで塩化ビニールで出来ている浮き輪に使用することができます。貼るだけなので接着剤よりもテープの方が簡単に修理出来ますが安価過ぎるテープは耐水性が弱く剥がれやすいので注意してください。オススメは上記の接着剤と、この補修用テープを両方合わせ使いすることです。
【3M スコッチ ビニール補修用テープ】
大きな穴の修理方法
大きな穴の場合は接着剤だけで穴を防ぐことが難しく、テープでは補修具合に少し不安が残ります。そんな時には当て布用として、浮き輪と同じ素材の塩化ビニールを使いましょう。穴よりも少し大き目に塩化ビニールをカットして、塩化ビニール用接着剤でくっつけてください。
あて布用の塩化ビニールと接着剤がセットになったリペアセットもあるので試してみてください。
【INTEX(インテックス) リペアキット 59632 (日本正規品)】
また、ビニール専用の補修パッチもおすすめです。穴よりも少し大きめ目にカットして、補修箇所に貼るだけでかんたんに修理することができます。
【TEAR-AID VINYL REPAIR TYPE B】
伸縮性、防水性に優れている、半透明のビニール専用の修正パッチです。
約22×22mm(1枚)、約35×35mm(1枚)、約76×300mm(1枚)の3種類が同梱されているため、大きな穴にも十分対応できます。
えんぴつを強く刺しても、耐えられるように、伸縮性、耐久性にすぐれています。
いかがでしたでしょうか。お手軽なお値段で浮き輪を修理できる様々なアイテムが発売されていますので、ぜひ、お気に入りの浮き輪を捨ててしまう前に試してみてください。